KYCとは
「KYC」（ケーワイシー）とは「Know Your Customer」の略称で、金融サービスなどを提供する事業者が顧客の身元を特定し、身元確認のために取られる手続きのことです。
個人顧客向けのサービスにおいては一般的に、運転免許証やマイナンバーカードのような本人確認書類を用いた住所確認などが行われます。なお、KYCは「CDD」（Customer Due Diligence）とほぼ同じ意味で使われる場合もあります。
オンラインカジノに限らず、銀行口座の作成や暗号資産などで口座を開設する際にも、本人確認書類（運転免許証など）の提示が必要になります。
そもそも「身元確認」とは？
身元確認とは、一言でいうと「その手続きを行っている人が本人かどうか」を確認する作業です。
どんな場合であっても、本人でない第三者が勝手に手続きを進めてしまっては大問題ですよね。なりすまし等による犯罪やイタズラの被害を未然に防止するために、顧客と自社の双方にとって、本人確認作業は重要な業務フローとなります。
オンラインカジノにKYCは必要？
オンラインカジノは、マルタ政府やキュラソー政府などが発行しているカジノライセンスの下で運営されています。「安全なカジノ運営」を証明するカジノライセンスを保持するためには、全プレイヤーの本人確認を行うことが必須条件となっています。
また、本人確認は、第三者のカードを利用したり、不正なアカウント操作などの不正行為を防ぐなど、安全にカジノを利用するために必要不可欠なものとなっています。
KYC認証があることで厳格でしっかりしたカジノといえると思います。
KYC認証に必要なもの
- 身分証明書(カラー写真付き)
- 現住所確認用書類(住民票や公共料金などの請求書)
以下の項目すべてを確認できる公的書類
- 顔写真
- 氏名
- 発行日
- 有効期限
- 生年月日
例）
- 運転免許証
- パスポート
- 写真付き住民基本台帳カード
- 外国人登録証（ARC）
- マイナンバーカード
※学生証や保険証は、受領対象とならない場合がほとんどです。
住所確認書類
以下の項目すべてを確認できる公的書類
- 3ヶ月以内の発行日
- 氏名
- 現住所
例）
- 住民票
- 水道/電気/携帯電話の料金請求書
- クレジットカードの明細書
※現住所は、番地や部屋番号を含め、カジノに登録している住所と一致している必要があります。
最近では、コンビニでも手軽に住民票を取得できるので、住民票を用意するのが一番無難です。
カジノによっては入金元のecoPayzやビーナスポイントの名前が載っているところの写真が必要になったりします！
